2021年02月06日
食物経口負荷試験について
食物アレルギーの治療の基本は「正しい診断にに基づいた必要最小限の除去」です。
食物経口負荷試験は、アレルギーを疑われる食物を実際に食べて、その後の症状を観察する試験です。
この検査の目的は3つあります。
(1)疑われる食物が症状を誘発するかどうかを確認し、食物アレルギーを診断する
(2)食物の負荷量により、重症度を確認する
(3)食物アレルギーが治った(耐性獲得した)かを確認する
この試験で重要なことは、検査と詳細な問診で食物アレルギーを疑い、その食物に対して負荷量を決めることです。
試験の結果をもとに、決められた量を自宅で食べてもらい、最終的に食事に対しての日常の負荷量を決めます。
◎当院でも実施しております
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