2021年02月06日
アナフィラキシーについて
食物アレルギーで問題なのは、突然全身にアレルギー反応が起こり急激に悪化してしまう「アナフィラキシー」という危険な状態です。さらに悪化してしまうと血圧が低下し血液循環が悪くなって全身に酸素が行き届かなくなり様々な臓器の機能不全に陥ります。この状態までくると「アナフィラキシーショック」と言います。
アナフィラキシーになった時は、体を横にして呼吸をしやすい状態にし足をあげるようにして下さい。
意識障害がみられた場合は、窒息の危険がありますので下あごを持ち上げ同時に頭を少し反らせるようにして下さい。
できるだけ周囲に助けを求めて、人を集め本人のそばから離れないようにして下さい。
内服薬以外にエピペン(後述します。)があれば打って下さい。
日本小児アレルギー学会では、以下の症状が1つでもあればエピペンを使用すべきであるとしています。
【消化器症状】
繰り返し吐き続ける
持続する強いお腹の痛み
【呼吸器症状】
喉や胸が締め付けられる
声がかすれる
犬の吠えるような咳
持続する強い咳込み
ゼーゼーする呼吸
息がしにくい
【全身の症状】
唇や爪が青白い
脈が触れにくい・不規則
意識が朦朧としている
ぐったりしている
尿や便を漏らす
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