2021年02月02日
喘息のコントロール法について
喘息は、他のアレルギー疾患と同じで、初期治療で無症状に近づけていくのが大切です。
寛解するためには、無症状期間をなるべく長く(できれば半年間以上)することが必要であると言われています。
また、小発作でも1週間、中発作でも2週間、大発作だと3週間、気道過敏性(ゼイゼイしやすさ)が高まるとされていますので、なるべく発作をおこさない。おきても軽い発作で済ませるようにしたいのです。
このためには、発作の誘因、原因を常に分析し、次の発作を起こさないように先手の治療を行ったり、起こった発作に的確に対処する。そのような自己管理ができるようにもっていければ理想です。
クリニックの診療ではなかなかできていないのが現状ですが、喘息日誌をつけたり、ピークフロメーターを用いてモニタリングすると、よりコントロールが可能になります。
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