2021年01月30日
アレルギー検査について
症状の原因となっているアレルゲンを避け、適切な治療を行うためには、「アレルギー検査」が必要です。
アレルゲンを特定するための検査には・・・
「血液検査」
「皮膚プリックテスト」
「食物除去テスト」
「食物経口負荷テスト」などがあります。
即時型アレルギーに関連する特異的IgE抗体を測定する「血液検査」による抗体検査は、現在200種類近くの検査項目があります。
結果がスコア0~6までの7段階に表示されますので、臨床症状と合わせて診断を行います。
「皮膚のプリックテスト」は疑わしいアレルゲンエキスを1滴滴下して、専用の針で皮膚を傷つけ15分後の皮膚の変化を見る方法です。まだ、十分に血中が検出されない乳児に有用です。
また、「Prick-to-prick test」と言って果物など、その抗原を直節皮膚につけて皮膚の変化を見る検査法もあります。
その他、食物アレルギーで、疑わしい食物を除去し症状の改善を診た後、実際食べてみてその後の誘発症状で診断する「食物除去負荷試験」や、疑わしい食物を実際食べて誘発症状の有無を診断する「食物経口負荷試験」などもあります。
※食物経口負荷試験については「食物アレルギー」のページにて説明いたします。
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