2021年02月06日
昆虫アレルギーについて
昆虫のアレルギーは、蜂などに刺されて起こるものや、蝶や蛾やゴキブリのようにアレルゲンを吸い込むことにより起こるもの、毛虫のように触れると起こるものがあります。
昆虫に刺されて起きる皮膚症状には「痛み」「痒み」があります。
痛みは、刺されたことによる物理的なものと、注入された物質により起こります。
痒みは皮膚に注入された物質に対するアレルギー反応で起こります。
この反応には、即時型反応以外に、遅延型反応として刺された1~2日後に痒みや発赤、湿疹や水膨れを起こすことがあります。
治療は、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬の内服と抗ヒスタミン薬とステロイド薬の軟膏を使用しますが、ステロイド薬の内服薬を併用する場合もあります。
特にアトピー性皮膚炎や皮膚が弱い方は、皮膚に細菌が常在していることも多く、掻き壊しからとびひになったり、治りにくい痒疹となり長期化する場合がありますので、早期の治療をお勧めします。
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